桃の節句・ひなまつり


 3月3日 桃の節句「ひなまつり」にちなんで「おだやか星田」の施設内で、レクレーションを行いました。「ひままつり、といえば」・・・のスタッフの声に、雛人形、桃の花そして、なんと言ってもやっぱり花より団子で「ちらし寿司」の声が一番大きかったのは気のせい?
 さて、皆さんのリクエストに答えて昼食は「ちらし寿司」を、入居者・スタッフ力を合わせて作ることになりました。すし飯の味付け、薄焼き卵、具の盛り付けなど、やっぱり入居者の方々は家事を長年してこられた「ベテラン」なので、手際もよく美味しそうに出来あがりました(若い男性スタッフは自分の出る幕がないと、ホッとしたような少し残念そうな?(^_^)v)。
 お待たせしました昼食の時間です。苦労して作った甲斐もあり、皆さん「おいしい!このちらし寿司」と、腕に振るった方、振るわなかった方(監督をしていた方<笑い>)も大好評でした。「また今度、自分たちで作ってちらし寿司食べようね!」とリクエストの声も上がり、皆さん意気揚々とされていました。
 
 昼食後はA・Bユニット合同で歌やゲームを行うことになりました。まずは、ひな祭りのムードを出すために、居室に飾られていた手作り雛人形を出してきて、リビングの中央に置き、皆で「楽しいひな祭り」の歌を大合唱しました。初めは「歌は苦手やワ!」「恥ずかしいから歌いたくない!」などと言われていた方も、歌が大好きなNさんとスタッフが大きな声で歌いだすと、次第につられて楽しそうに大きな声で熱唱されていました。最後まで歌い終わった後は、入居者・スタッフとも満面の笑みがこぼれていました。次に、「おだやか星田」恒例のゲームの中で一番好評である「魚釣り大会」を開催しました。グループに分かれて円になり、厚紙を魚の形に切り色を塗った手作りの魚達をさおで釣っていきます(もちろんさおも手作りです)。どうして釣るのかって?それは・・・ヒミツです(笑い)。さぁ開始!次から次へと狙った魚をゲットする方、狙っている魚を隣の方が釣って残念で悔しがっている方、遠慮がちで釣るのを躊躇している方いろいろでした。普段はおとなしい方が大奮闘し、隣の方が狙っている魚を横からゲットしたときは全員大爆笑でした。
 
 ゲームで大いに盛り上がった後は、これまた皆さん楽しみの一つであったおやつの「ひなあられ・おはぎ」をいただきました。中でも「おはぎ」は大変好評で、皆さんの「おはぎ好き」ということが今になって知りました。でも、大きな口を開けて一口でパクリと食べる方がおられ、さすがにその時ばかりは、喉に詰めないかスタッフ全員ドキッとしましたが、何事もなく皆で肩をなでおろしました。施設内でのひな祭りも大成功に終わり、心もお腹もほっこりとされておられたようでした。
 
 3月24日、待望の新入居者Jさんを迎え、「おだやか星田」はまたまたにぎやかになりました。春も近づき始めた今日この頃、皆様の心もどこか「春気分」です。そろそろ皆でお花見の計画を立てなくては・・・(^O^)/。


ちらし寿司作り。具材や味付けも手際よくできました。


盛りつけもきれいに、美味しくできました。


いつもみんなが夢中になる「魚釣り大会」


おやつに、ひなあられとおはぎをいただきました。