おだやか村野 外食ツアー


 3月15日、20日 各ユニットに分かれて、外食ツアーを予定しました。
 3月15日、天候は曇り、今年は暖冬だったのが嘘のような寒い日でしたが、Aユニットの入居者の方々も久しぶりの外食ということで、朝から大変楽しみにされていました。
 
正午前、ファミリーレストラン(ガスト)に到着!! 早速メニューを見て注文をしましたが、Tさんの食べたかったてんぷらが残念ながらメニューになく、少し悲しそうで元気がありませんでした(でもその日の我が家の夕食はかき揚げだったので、Tさんも「やっぱりおだやか定食」という感じで大変喜んでおられましたので一安心(^。^)デス)。
 
  注文の品が届き、早速皆さん夢中で食べ始め、カメラ担当のスタッフは「顔が写らない~!」と困っていました。SさんとKさんはトーフハンバーグセットを注文し「こんなよーさん食べられへんわ」と言いつつほぼ完食です(笑い)。
 12時が過ぎ、お昼時という事で店内が混み合ってきたので、そろそろ帰ろうか・・・の声にみんなぞろぞろと出口の方に進みました。 出口で、Iさんがドアを開けて持っているので、どうしたのかなと声をかけようとしたら、小さい子供さんを連れた親子連れが入って行くのを待たれていたようで、その親子の「どうもありがとう」「すみません」の一言にIさんの表情が(^○^)ニコッとほほ笑み、とても誇らしげでした。Iさん私からもありがとう。とても素敵な時間でした。
 
  3月20日、Aユニットが外食に行ったとの噂が飛びかう中、Bユニットの方の待ちに待った久しぶりの外食デーがやってきました。前日より、メニューのパンフレットを皆で見ては、話が盛り上がっていました。
 当日は、Aユニットの日とは違ってお天気もよく暖かな日和だったため、冬の衣装から脱皮され、春らしい姿で出発の時間を今か今かと待っておられました。その中でもTさんは、いつもと違ったステキなセーター、首にはNさんから借りられたスカーフを巻き、もうすぐ90歳にはみえない若々しいお姿でした。Tさんの姿を他の入居者の方もみて「かわいらしい・・ほん似合っとる・・何とも言えんわ・・・」の声に、Tさんはにっこり笑顔で「ありがとう」と小声で言っておられ、その光景は何とも言えない微笑ましい限りです。
 
 皆さん準備OK!いざ出発! レストランでは前日から決めていた方、そうでない方、せっかく決めたのにまた迷っている方、いろいろでしたが何とか注文して皆それぞれ大満足で、レストランを後にし車に乗り込みました。
 帰宅した時、今朝からめまいがして行けなかったSさんは、少し元気になられたご様子で、「おかえり」と言ってくださり、次回は必ず全員で行こうねと硬い約束をしました。
 
  3月も我が家はおだやかに過ぎ、今年は桜咲くのが早いって言ってるから、4月に入ったらすぐお花見行こうねと盛り上がっています。今度は全員参加に向けて頑張りましょうネ。


カメラ担当の注文においしい笑顔でこたえます!


洋食なのでごはんがお皿に盛られていました。


みんなの注文が揃ったので、いただきまぁーす!


窓から見える春の訪れを感じながら…。食事も会話も弾みました