12月20日 『クリスマスパーティー』


 今年も残り1ヶ月となった12月。「終わりよければすべて良し」の言葉通り、入居者・スタッフ共に楽しい月にしようと望みました。やっぱり一番力が入ったのが、12月20日にご家族をお迎えし行った『クリスマスパーティー』でした\(^o^)/。暮れの忙しい時だったので「参加できないのが本当に残念です。」といわれたご家族もありましたが、総勢46名の大所帯になりました。当日は昼食をちょっと早めにとり、まずは会場の準備から。皆さん手慣れたもので、大きなテーブルを動かしたりイスを並べたり。力仕事は任しとき…、といつもM&Mコンビで頑張って下さいます。そこですかさずSさんの「おじいちゃん、無理して足つめんときや」のやさしい声。そうなんです。何ヶ月か前に足の親指をつめて、爪をはがしたこともあるんです。でもそれにもめげず、私達か弱い??スタッフをいつも助けてくれます(*^。^*)。
 
 さあ準備も出来、スタートです。まずはいつもボランティアで参加してくださるTさんとスタッフによる大正琴の演奏でみんなの好きな『♪星影のワルツ♪』など6曲を歌い、元気が出たところでAユニットの劇『かちかち山』。小道具も良く出来ていて、それにも増して役者のすごかったこと(アドリブが素敵でした)。その後Aユニットの入居者とスタッフ『おだやか・元少年少女合唱団』が、3曲披露してくれました。頭にかぶったベレー帽はみんなで手作りしたそうです。『♪赤鼻のトナカイ♪』を歌い始めた時に、一斉にみんなが鼻に赤いボンボンをつけたときは、聞いているみんなから拍手喝采でした。
 
 次はBユニットの出番です。白雪姫ならぬ『おだやか姫』が7名。おだやか王子が1名。そしてスタッフが小人になり演じてくれました。なんといっても姫と王子の衣装がすごかった。コツコツと時間を見つけては作成したというそれぞれデザインが違うドレス。エッ!本当に模造紙で作ったの?と思うほど良く出来ていました。劇の内容も自分達で考えたそうで、初めて最初から最後まで見せてもらった私は、感激で目がうるうるでした(部分部分は、練習のときにみてたのですが)。その後、2曲素敵な歌声を聞かせてくれました。それから、飛び入りのサンタさんがプレゼントを渡してくださり、最後に「くじ引きで景品を当てましょう」・・。これは、ペットボトルの空に割りばしを入れただけの簡単なもので、ペットボトルを振り、赤い印のついた割りばしが出てきたら当たり(*^。^*)。色がついてなければハズレ(>_<)。とにかく盛り上がりました。用意した景品がどんどん少なくなりました。欲がないほど当たるそうです??。もちろん私はまだ1回も当たったことがありません。欲深いんでしょうか(笑)?
 
 最後は各ユニットに別れてケーキと飲み物をいただき、無事に終えることが出来ました。劇をしているとき・歌を歌っているとき・ゲームをしているとき・全てに皆様の顔が輝いてみえました。入居者の皆様から「楽しかった」との声がたくさんあったので嬉しく思います。ご家族からも「家庭的で良かった」と言って下さり感謝です。翌日にみんなが疲れたような顔をしていたのは、多分達成感のせいでしょう。
 
 10月末から入院していたYさんが、クリスマスパーティには間に合いませんでしたが退院されました。みんな揃って大晦日・お正月を迎えることが出来ます。本当に「終わり良ければすべて良し」です。今年一年お世話になったご家族はじめ皆様本当にありがとうございました。そして 来る年もよろしくお願いいたします。


ご家族もお招きして総勢46名が参加されました。


アドリブが素敵だったAユニットの『かちかち山』。


7人のお姫様が美を競ったBユニットの『おだやか姫』。


飛び入りサンタさんからのみなさんプレゼントに大喜び!


ケーキとお茶をいただいてパーティーはお開きに。