オープンして早3カ月! コミュニケーションの輪がひろがってきました


 おだやか高槻松が丘がオープンして、早3カ月が経ちました。オープンして1カ月ほどで14名という異例の速さで入居者の方を迎えて、スタッフ一同、混乱の中過ごしてきました。やっと3カ月が経った今、入居者の方々の個性や好みが理解でき、コミュニケーションも少しずつですがとることができ、信頼もしていただけるようになってきました。そんな中、入居者のMさんから「入所当初、どうして自分はこんな所にいるのかと考え、毎日泣いてばかりいました。」と打ち明けられました。泣いていたのはMさんだけでなく、Nさんもそうだったとのことでした。スタッフ一同、懸命に対応させていただいておりましたが、入居者の方々の気持ちをしっかりとくみとり、共感し、対応することが十分でなかったことを反省しています。しかし、今ではMさんもNさんも、すっかりスタッフを信頼され、感謝の言葉をいただけるようになりました。そんな心の交流が芽生えてくると、この仕事にやり甲斐を一層感じ、もっと頑張ろうという気持ちになってくるから不思議です。
 
 5月は3人の方が誕生日を迎えられ、誕生パーティーを開きました。折り紙のレイを作り胸に飾ってお祝いをしました。トールペイントの得意なスタッフの指導でハート形の木製の名札を作りました。思い思いにペイントを施し、各自の部屋には楽しい名札が飾られています。
 
 みなさんが大好きな回転寿司にも出かけ楽しいひとときを過ごしました。普段は少食の方もたくさん召し上がっておられました。お店の方が、みなさんのしっかりとした様子に、どちらがスタッフの方ですか?と言われてしまいました。スタッフとしてちょっと微妙な気分です(笑)。
 
 5月中旬から下旬にかけて、2名の方が入院することになりました。入院と聞かされたときは、入居者の方もスタッフも淋しさを隠すことはできませんでした。しかし、6月初旬には退院できるということで一同ホッとしています。
 
 6月には新たに2~3名の方が入居予定になっており、にぎやかになります。満床まであと一歩。事故のない、明るく楽しいホームになってほしいと願い努力していきたいと考えています。


端午の節句に、鯉のぼりをあげました。


4月下旬、庭の八重桜が咲きました。


みなさんが大好きな回転寿司!


スタッフのお孫さんも遊びに来てくれました。