天王寺動物園と屋上菜園


 5月24日、爽やかな初夏を思わせる風に吹かれながら、天王寺動物園に向けて車を走らせました。今年の5月は例年にない雨続きで、どこの施設も屋外のレクリエーションの中止が多く、今回も前日は雨だったので当日になるまで決行できるかどうか心配でした。幸いにも朝から青空が広がり日頃の行いのよいスタッフのおかげで(?!)無事出かけることができました。
 
 10時過ぎにおだやか星田を出発。天王寺動物園に到着するやいなや、ゆっくりと昼食をとりました。一息ついた後、動物見学へ。象の歩く姿に目を細めたり、アシカの泳ぐ速さに目を丸くしたり、見たことのない大きな鳥が大きな口を開けたままの姿にあっけにとられたり。また、ライオンやトラ、ヒョウの精悍さに釘付けになったり、ヤギやヒツジの可愛さに思わず手を差し出して撫でてみたり、ラクダのとぼけた仕草や勢揃いしたペンギンの姿に笑い出したり、時の過ぎるのも忘れるほど、みなさん童心にかえったように楽しんでおられました。ティータイムをとった後は、見学組と休憩組に分かれてそれぞれの目的に合わせて楽しんでいただくことに切り替えました。帰宅出発は予定時間から大幅に遅れてしまいましたが、帰りの車中では「楽しかったわ!」「久しぶりに見た動物に、子どもみたいな気分になったわ」「キリンなんて何十年ぶりに見たやろうなぁ…」と口々に楽しかった様子を話されていました。ホーム到着は午後6時過ぎになりましたが、留守番のスタッフが夕食の準備も済ませてくれていて、すぐに夕食をとることができました。夕食後、リビングでテレビを見ながら、「今日はよく眠れそうやわぁ」と楽しそうに話されていました。
 
 種蒔きを終え1カ月が経過した、おだやか星田名物の「屋上庭園」。利用者のみなさんの努力の甲斐あって、目を見張るほどの成長ぶりです。二十日大根、コメット、サニーレタス、チシャ、ねぎ、レタス等は成長も早く、隔日のペースで収穫でき、食卓に並んでいます。種から育てたものも、苗から育てたものも、何一つ枯れることなく順調に育っています。野菜も育ててみるとこんなに愛着が湧くんだということを知り、感動をたくさんいただいています。


通天閣をバックに記念撮影。


天候にも恵まれ、ゆったりと過ごすことができました。


大きさにビックリ! 間近で見る象は迫力満点。


一つも枯れることなく、見事に成長しています