節分の日 & 回転寿司


 春とは言っても2月の風はまだまだ冷たく、交野の野山には雪がちらつくほど。二十四節句の行事はもとより、四季折々 さまざまな催しで利用者のみなさんとスタッフとのコミュニケーションをはかり、和気あいあいの日々を過ごす毎日です。
 
 2月と言えば「節分の日」。豆まきを行うにあたり、前日から企画を練り、計画を立て、鬼の面や金棒づくりも終え、明晩を楽しみに帰路に就きました。当日は、本番前にスタッフで打ち合わせを済ませ準備完了。先ずは2階のリビングから突入です。金棒を振り上げて威嚇しましたが、鬼めがけてまかれた豆の数が多く、計画通りに行かず退散する有様。鬼はすぐに降参し、作戦を練り直してから3階へ。3階の利用者のみなさんは、鬼に驚き逃げる人、鬼を追いかけ豆をまく人など、大騒ぎ!みなさんで鬼を退治して一件落着。その後はみなさんと鬼が一緒に仲良く豆を食べお開きとなりました。その夜はみなさんぐっすりと眠っておられました。
 
 2月16日は、レクリエーションの予定でしたが、朝からあいにくの雨模様。スタッフもこの日のためにいろいろとプランを考え、近くの「打上川治水公園」で池の水鳥や魚に餌を与えたり、みなさんで作った「凧」を揚げに行く予定でした。お楽しみのお出かけレクリエーションはしかたなく中止になりましたが、利用者のみなさんたっての希望で「夕食は外で!」との声もあり、夕食のみのレクリエーションを行うことになりました。外食と言えば回転寿司というくらいみなさんお寿司が大好き! 出発するまでは少し気持ちが沈んでいるようでしたが、店内に入りテーブルに座るなり利用者のみなさんのにこやかな笑顔にほっと一息。次々と流れてくるお寿司やデザートのごちそうを口に運んだ満足そうな表情に、私たちスタッフも同じようにうれしい気分になりました。『おだやか星田』に戻ると「ああ、おいしかったわぁー、また行こうね!」と口々に話された利用者のみなさんの顔はとてもいきいきとされていました。


巨大な金棒にみんなビックリ!


たくさんまかれた豆に、鬼も退散する有様。


ピース! おいしい気持ちを表す合図です。


どこのテーブルでもピースサインが続出!