節分&バレンタインデー 2005.2


 梅もちらほら散り始め、ソロリソロリと春の足音が近づいて来ている今日この頃です。我が家「おだやか村野」も冬を静かに耐え忍んだ後の春を迎える準備が着々と進んでいます。暖かくなったらあれもしたい、これもしたい・・・と好奇心いっぱいで心踊る毎日です。今回は我が家の2月3日の節分と、2月14日のバレンタインでーの紹介をしたいと思います。
 
 節分前夜、みんなで鬼を追い出すための豆作りから始まりました。(本当は我が家には鬼はいないので必要ないかも?)「本当の豆やったら痛いで」という入居者のやさしい言葉を受け止め、新聞紙を小さく丸めテープで止めた豆がたくさん出来上がり。いよいよ鬼が誰かも決まらないまま全員で鬼の面をかぶり、「つのつの一本赤鬼ドン♪ ツノツノ二本青鬼ドン♪」と全員で手をつなぎ、鬼の踊りの始まりです。「鬼のパンツは強いぞ、強いぞ♪」「同じ踊るなら東京音頭、ヨイヨイ♪」「○○さんも元気出して、元気出して♪」何でもいいんです。みんなが楽しかったら(笑)。その時タイミング良く?オーナー(男性)が書類を手に「我が家」に入ってきたんです。すかさずスタッフの「鬼が来ました」の声にあわてて豆を準備し、みんなで鬼めがけ「鬼は外、鬼は外」。鬼は突然の事でびっくりしたようでしたが、入居者の必死の顔・・・。私には今も心に残っています。「これで鬼もいなくなりました」の声でみんな「フー」とため息です。みんなの晴れ晴れとした顔、とても素敵でしたよ。
 
 2月14日のバレンタインデー。女性なら心ときめく一日ですよネ。前日、女性の入居者全員とスタッフできれいな袋を作り、中にチョコレートを入れ、みんなでリボンを結びます。「袋がゆがんだ」「きれいにリボンが出来んわ」。いいんです、心がこもっていれば。最後の仕上げにハート型に切ったカードに言葉を書くんですが、「あなたのこと・・・ちょっとだけ好きです」「ビタミン“愛”が入ってます」「そんなん書くの恥ずかしいわ」。みんなでキャーキャーわいわい楽しみながら何とか全員の分が出来上がりました。当日はチョコレートよりもカードに書いてる言葉で盛り上がり、楽しく過ごせたようです(当日は私は休みで参加出来なかったんです。ン~残念)。我が家の2月も「おだやか」に過ぎました。


「全員手をつないで、鬼の踊りを楽しみました。


「鬼は外、鬼は外」と元気よく豆をまきました


ビタミン“愛”がいっぱい入ったチョコレートです。