おだやか村野の日常生活 2005.1


 おだやか村野にも新しい年がやってきました。元旦はお雑煮、おせちがテーブルに並び、スタッフの「新しい年がおだやか村野にとってすてきな年となりますように」とのあいさつで入居者、スタッフと一緒に初めての食事を楽しみました(この時の写真がないのがとても残念です、ハイ)。
 
  それではおだやか村野の1月のある一日を紹介しましょう。8時40分、私がおだやか村野に着いた時、もう掃除が始まっていました。掃除機をかけている人、モップの人、ほうきの人、だいたいいつも同じメンバーで頑張ってくれてます。ソファでTVを見てる方もいます。「掃除機かけるから、足上げて?」と言われ、しぶしぶ足を上げています。 「ピーピーピー」、洗濯機が止まった音です。ベランダは屋外にあるし、寒いのでスタッフが一人で干しに行こうとすると「私も行くわ」とMさん、いつもありがとうございます。
 
 そうこうしてる内に、「もう10時だけどコーヒーはまだ?」とWさん。ソファに座ってるYさんからも「コーヒー!」と大きな声。その声を聞いて部屋から出てくるTさん。みんなコーヒーが大好きです。
 
 コーヒーカップを洗い終えると、そろそろ昼食の準備開始です。自分の部屋へ行きエプロンを持ってくるSさんとNさん。女性は見事な包丁さばき。(昔?はみんな料理上手だったのは間違いありません。)おだやか村野の男性も時々エプロンを付け、スタッフが「コック長」と呼ぶと喜んで味付けまでしてくれます。その後みんなで味見。「おいしい」「ちょっと薄い」など意見はいろいろですが、楽しいひとときです。
 
 次は出来上がった料理の盛り付けです。「いくつに分けるの?」とSさん。いつも2、3人で器に上手に分けてくれます。そしてあったかい料理がテーブルに並び、みんなで「いただきま~す」なのですが、アラアラ、もう待ちきれずおはしがのびてます。まだまだ半日を紹介したところで紙面がいっぱいになってしまいました。
 
 このようにそれぞれが自分の役割を果たしてくれ、私たちの家の一日が静かに終わります。時々、「今日は掃除をしない」「料理も作らない」と気分ののらない日もありますが、おだやかな暮らしに幸せを感じてます。


毎朝すみずみまで掃除をします。


見事な包丁さばき。みんなとてもお料理上手です。


今日は男性陣も腕をふるってお料理してくれました。