４月３日　　お花見会

　待ちに待った春です。入居者との朝一番の会話が「いいお天気ですね」「今日はちょっと肌寒いですね」と　お天気から始まります。スタッフは散歩に出る気満々なのですが、入居者の「今日はしんどいからやめとくわ」にガッカリ(>_<)。それでも散歩に出かけた日は、「きれいやなぁ！来てよかったわ」と　とびきりの笑顔を見せて下さいます。我が家は京阪電車の村野駅と郡津駅の真ん中くらいにあるのですが、郡津駅に向かう線路沿いは、見事な桜です。今年も私たち皆の心を和ませてくれました。
 
　そんな桜が満開な４月３日に光善寺の「楽寿荘」にて　ご家族様をお迎えし「お花見会」を催しました。36名で窓から見える【この日を待って咲いてくれた満開の桜】を眺めつつお弁当をいただきました。普段の日の空いてる時間に各ユニットで案を出し合い、何か劇をしようと決まり、Ａユニットは「はなさか爺さん」、Ｂユニットは「浦島太郎」です。
 
　Ａユニットは　衣装にも凝りもんぺ姿のおじいさん、おばあさんがいっぱいです。涙あり笑いありの楽しい劇でした。Ｂユニットの「浦島太郎」は、皆でチュールで作ったきれいな衣装をまとった乙姫様がいっぱい。玉手箱を開け、おじいさんになるシーンが見ものでした。劇が終わった後は、ご家族さまと一緒に記念撮影。なかなかご家族と一緒に写真をとることがないので、照れる家族あり、笑顔の家族ありの賑やかな時間となりました。
 
　わたしが一番印象に残ったのが、劇を終えたときの入居者とスタッフの、何とも言えない満足気な顔です。ちょっと照れもあるようですが、本日の桜にも負けないくらいきらきらと輝いていました。準備などいろいろ大変だったでしょう。みんな愚痴も言わず？？に、コツコツと小道具を作って下さいました。皆さんに感謝です。ただ残念だったのが、２名入院中で参加出来ず、当日２名が「しんどいから　行かんとくわ」と４名が不参加となった事です。
 
　来月はお弁当を作ってピクニックへ行こう・・と計画中です。全員参加できますようにと願ってます。