おだやか村野ミニ夏祭り


 梅雨の終わりと大型台風の影響もあり、長雨が続いていたため外出は断念して、でも少しでも外の空気を吸えたらという思いから、おだやか「屋根あり駐車場」にてミニ夏祭りをすることになりました。前日から、入居者、スタッフとも食事の準備も忘れ!?、お祭りにふさわしいゲームの準備に余念がありません。ヨーヨー釣り風船の水入れ,魚釣りゲームの魚やつり竿の制作、玉入れの玉作りetc。お祭りに欠かせないちょうちんは昨年から使用しているものですが、皆さんで作った力作です。今年はそれに少しアイデアを加え、色とりどりの画用紙に『 おだやか村野夏祭り』と書き、ちょうちんにぶら下げました。駐車場には、ガーデン用の丸いテーブル・椅子・ベンチが並んでおり、「野外の小さな喫茶店風」・・・といったところに、今年のちょうちんを入居者、スタッフ協力して吊るしました。これはこれでまた良い感じのセッティングに、盛大な祭りになりそうだなと期待に胸を膨らませました。
 
 当日、まずは予定通りホーム内で昼食の焼きそばを作り、できたら順番に駐車場まで降りて行き、今か今かと『おだやか村野夏祭り』が始まるのを待っていました。準備が整ったところで、さぁ始めましょう。飲める方はビール、飲めない方はお茶で「かんぱ~い!」。久々のビールに頬をピンクにして「もう1杯欲しいナ…」と目で訴えられる方も・・・(内緒でそっとついでしまいました(#^.^#))。 焼きそばを完食した後は、デザートのスイカをいただきましょうとスタッフが床にブルーシートを敷き、その上にボ~ンと大きいスイカを丸ごと置きました。そうです!スイカ割りです。まずは入居者から、1人づつ順番にプラスチックのバットをもってもらい、「エ~ンヤコラ!」とかけ声をかけながら、スイカに命中するようにバットを振りおろします。17名の入居者全員挑戦しても割れず、2回目の挑戦になりました。少しヒビが入り出したころ、スタッフが「エンヤ!」と全身の力と気持ちを込めてスイカに叩きつけた瞬間、赤い果実が飛び散り、みごと真っ二つに割れました。大歓声と拍手喝采! 後は皆で美味しくいただきました。
 
 その後は、AチームBチームに分かれてゲーム大会です。おだやかでは初のゲーム、題して「トイレットペーパーの芯を送って送って競争」で盛り上がり、「魚釣りゲーム」でも店では見ることができない美しい色をした大、中、小の魚たちを、皆さん我先にと真剣に釣っておられました。その中でも、SさんはMさんに「あんた大きい魚おるのに小さい魚ばかり釣って…、大きい魚釣ったら」との声に、「小さくてもいいんじゃ! 何回も多く取れる方が…」そんな楽しい会話の中で時間が過ぎていきました。最後は玉入れで終了!A、Bチームどっちが勝ったか勝負しようと始まったゲーム大会でしたが、両チーム甲乙つけがたく、両チーム優勝とのことでゲーム大会は閉会しました。駐車場からホームの中に移動し、待ちに待った「冷しぜんざい」を頂き、おだやか村野のミニ夏祭りは全員参加で無事に終わりました。
 
 「駐車場で何かするのもいい感じやね。来月も暑いからどこも行けないし、またここで何かしましょうか・・」駐車場を片付けながら入居者とスタッフの会話が広がります。「今度は盆踊りもしたいな・・・」と、早速来月の行事が決定しました。
 
 猛暑の夏、入居者の体調管理に気を配る毎日ですが、みなさんおだやかでお元気に過ごしていただき本当に感謝・感謝です。


お祭りの食べ物といえば、焼きそばが定番ですね。


新しいゲームでしたが、盛り上がった「トイレットペーパーの芯を送って送って競争」


みなさんのおしゃべりが弾んだ魚釣りゲーム。


優勝をかけた玉入れ、勝負の結果は…!?