待ちに待った外食ツアー!


 2月19日と22日、A・Bユニットに分かれてレストランにGO!!しました。2月は外食ツアーと予定をたてたものの、アクシデント続きでなかなか実行できませんでした。皆「いつ連れて行ってくれるの?」の不平不満の顔・顔・顔の連日でした。 本日の午前中の予定は何も無し!という事で、急遽「行こう!!」の合図で職員・入居者共々慌ただしく用意をし、着替え・トイレに続き、玄関での靴の履き替えもまるで「芋の子洗い状態」「そんなに焦らなくてもレンストランは逃げへんヨ~」の声もかき消され・・・(^_^;)。
 
 車で走ること10分、着きました。レストラン「ガスト」です。11時30分のお昼前ということで、席の埋り加減は半分位です。案内され、それぞれ席に治まり水を配り、さぁメニューを開きます。皆さんの目はメ爛々モです。Aさんはいつもの大食漢に合わせて一番沢山盛っている写真に「これーっ!!」といち早く指差します。Bさんは「やっぱり和食がいいわ~、ごはんと味噌汁がついているのにしてネ」。Cさんは自分で決めかねて、皆に「どれにするの? 何食べるの?」と必死に聞いています。カロリーにも注意し、スタッフのアドバイスも加わり、やっと全員のメニューが決まり、まとめ役がそれぞれに聞いて回ります。ウエイトレスの方を呼び注文が通ると、皆さんそれぞれの椅子に座り直してホッと一息です。
 
 サービスランチのスープをそれぞれ配り、「あーっ、おいしい!」「ほんとやねぇ」と舌鼓です。 スタッフの「スープおかわりもできますョ~」の声に、Aさんが慌てて飲み干し「おかわり!!」の声には皆、大爆笑です。結局は3回もおかわりされました・・・(◎-◎;)。そうこうしている間に注文の品が次々と運ばれてきます。 皆さんの視線は自分の注文した分と他の人と見比べ、あっちへこっちへメキョロキョロモです。皆の料理が揃ったところで「さぁ頂きましょう」・・・としばし間、咀嚼の音。ナイフ、フォークの “カチャカチャ”。食器を置く音“コトン”と一瞬の静寂です。なんと優雅な時の流れ、いつも一番最初に食べ終わる方も、心なしかゆったりされているようで・・・。「おいしいですか?ゆっくり召し上がってくださいね」の声に「おいしいワ」「やわらかいネェ~」「しっかり味付けしてあるネ」とそれぞれ満足そうです。そろそろお皿の中も少なくなってきたころ、「デザートはどうしますか?」の問いに「もうこれ以上は入りません!!」との返答に皆そうだそうだとうなづかれます。Aさんが「又今度デザートだけ食べに連れて来て~」とニコニコ笑顔で言うと、他の入居者がすかさず「そりゃあんた厚かましいやろ~」と混ぜ返されてしまいました(^O^)。「さぁホームに帰って食後のコーヒーといきますか」のスタッフの声かけに、「そうやね、ゆっくりコーヒー飲みたいネ」と楽しい外食ツアーを終えました。でも、きっちりと「次はお寿司ネ」と念を押されたスタッフもいましたけど・・・。
 
 12月から入院されていたMさんが2月15日退院されましたが、翌日からインフエンザにかかってしまいました。他者に感染しないように対策を講じ、無事感染者が一人もなく、Mさんもすっかり元気になられました。今は全員でそろっておだやかに過ごしています。


どれにしましょうか? 「あれもいいし、これもいい・・・難しいわ」


「私はこれにします。だっていっぱいのっているもの(^_^)b」


~ 一瞬の静寂 ~ なんておいしいのでしょう!!


「うん、ベリーグッド (*^_^*)」