クリスマス会

　12月に入るとおだやか村野では、クリスマス会に向けて入居者とスタッフが一丸となって、折り紙でミニサンタを折ったり、玄関・リビングに飾りつけなどの準備をして来ました。12月23日、待ちに待ったクリスマス会当日。朝から入居者とスタッフが、愛情をたっぷり入れたハヤシライスとポテトサラダを作るんだと、大変賑やかです。
 
　さぁ、クリスマス会の始まり～。折り紙のミニサンタやボール紙で手作りしたツリーなど、少し派手に飾りつけされたリビングに全員集まり、「まずは昼食です」と思ったら、そうそう、ホーム長の挨拶を忘れていました。あわててホーム長が、大きな声で、「メリークリスマス」と言った時には遅かりし･･･、おいしそうなハヤシライスを前に、待ちきれなく食べだしている方が数名！　これはいつものことですので気にしません（笑い）。お味のほうは、もうバツグン！　日頃、あまり食欲のないYさんもペロリとたいらげ、思わず拍手を送っていると、｢おかわり！｣の声があちこちのテーブルから聞こえ、すごい盛況ぶりでした。
 
　午後からはゲームで楽しく過ごしました。「パン食い競争」ではよーいドンで、一生懸命、口でパンをくわえようとする方、ズルをして手を使う方、なかなか取れない方、いろいろでしたが、全員パンを獲得することができました。「A/B対抗玉いれ」ではスタッフの持っている籠の中に、どちらのチームがより多く玉を入れることができるか？　皆さん夢中で玉を投げていますが、籠を持ったスタッフは堪ったものじゃありません。頭や顔に玉があたる、あたる…。もしかしたら、籠に入れることを忘れて、スタッフの「顔あて大会」と間違えていませんか(笑い)？　でも、籠持ち担当のスタッフには悪いのですが、多いに笑いほのぼのとしました。「風船バレー」ではまたまたA/B対抗です。中央でスタッフが紐を持ち、陣地の線を引きました。さっそく、BチームのSさんは椅子から立ち上がってアタックを打ち込むと、それを見ていたAチームのSさんは、「座れ！」とご一腹。でもなぜかその光景に、皆さん笑う笑うで大盛り上がり。対戦は終了し、今度は風船を床に落とさずに続けるように頑張ろう！と始まり、1回～、2回～、真剣に風船を目で追い、慎重に手でうち、全員のファイトで１００回続きました。皆、満足といった感じで、次のゲームはなーに？と目をぎらぎらさせていましたが、ここでゲームは終了です。
 
　次は歌体操です。「バラが咲いた」の曲に合わせてミニバラを指や頭につけて、「まーかわいい」という声の中、音楽が始まり、スタッフの真似をしながら歌って踊りました。それから、クリスマスの唄を皆で大合唱し、ケーキ･コーヒーで和気あいあいと楽しい時間が過ぎました。最後は、どこからか、できそこない？のサンタさんがプレゼントを持って現れました。皆さんにプレゼントを配り、トナカイに乗って帰っていきました。とな？聖夜も何のその･･･。なぜか笑いの絶えない１日でした。今回も全員参加できた事に感謝です。
 
　今年も残りもうわずか、今、我が家ではお正月の準備で大忙しです。皆様、来年も元気でよい年を迎えられますように。