花空間けいはんな


 さわやかな秋晴れの中、10月24日・27日と2日間にかけて京都府の精華町にある「花空間けいはんな」に出かけました。前日からのお弁当の準備に入居者の方々やスタッフの「ウィンナーは“タコさん”にしようよ。かまぼこはピンク色がいい、いや赤色の方がきれいちがうか…?。たくあんの漬物は縦に切る?横に切る?」とまあ、話だけは超豪華なお弁当のようです~。
 
 両当日とも天候は暑くもなく寒くもなくという行楽日和で皆一安心です。朝食が終わると早速お弁当作りです。入居者の方々と一緒におにぎりづくり、結局、“タコさんになったウィンナー”、細かく切ったたくあん、赤と緑色の美しいかまぼこ、それぞれを容器にきれいに詰め込み、皆様の「わぁーおいしそう!」の歓声に囲まれ出来上がりです。帽子をかぶり、靴を履き替え、それぞれの車に乗り込み、出発!渋滞の津田までの道路をノロノロ進み、307号線に曲がり、あとは山間の景色が広がる精華町までまっしぐらです。少し田舎風の民家が連なる所では、「小さい頃の景色みたいだわぁ」と懐かしがられる方もおられ、感慨にふけっておられるようでした。走ること40分余りで「花空間けいはんな」に到着です。目の前の広がるコスモスに「わぁー」と歓声をあげ、「初めてきたわ。ここはどこ?前に来たことあるよね?」などなど賑やかな声にスタッフが答えるうちに、「まずは腹ごしらえ!」の誰かの声に、「そうや!弁当弁当」とアッという間に昼食タイムです。お誂え向きの椅子とテーブルにそれぞれ陣取り、おしぼり・お茶・お箸・お弁当と広げられしばしの無言…。「こういう所で食べるお弁当はおいしいねえ!」の入居者のしみじみとした声に続き、あちこちで「美味しい!美味しい」と声があがり、ますますおいしさに磨きがかかったようです。
 
 お弁当を食べ終わり、さあいよいよ見学です。満開のコスモスの前で記念写真を撮ったり、蓮池で見事な蓮の花に歓声をあげたり、温室の色々なハイビスカスにびっくりしたり、ピンクの大きなハイビスカスの前でスタッフの「この花と私とどっちが可愛い?」の問いに「そんな、あつかましい!」と笑い転げたり、ちょうど開催中の菊花展の見事さに感心したりと、ゆっくり、ゆったりと秋の一日を満喫することができました。幼稚園児の遠足や中学校の郊外学習と重なり、花と子供さんと共に過ごせて心なしかほっこりされておられました。帰りも3時前にはホームまで帰ることができ、お疲れもあまり出なかったのではないかと思われます。また、いろいろレクレーションを考えますので楽しみにしてくださいね。さあ 来月は何にしましょう?


外で食べるお弁当は格別のおいしさです。


みごとな大輪の花が咲いたハイビスカスの前で。


コスモスとお揃いのブラウス、きれいでしょ。


晴れ渡った秋空と満開のコスモスに心和みました。